2019年09月03日

宇野重規先生特別講演会「元号とは何か」

東京大学社会科学研究所教授・宇野重規先生による講演
「元号とは何か ―令和はどのような時代になるのか―」が、
サマースクール2019期間中に開催されました。

政治思想史がご専門の宇野先生は、「希望学」の一環として
岩手県・島根県でのフィールドワークを実施される等、
実践の領域でも幅広いご実績をお持ちの先生です。

2回目となるヨハネ研究の森コースでのご講演では、
新たな元号「令和」を語りの契機としながら、
今後の世界で何が必要となるのかをお話しくださいました。

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なぜ時間を区切って「元号」を設けるのか、という
根本的な問いからはじまり、宇野先生のお話は、
インドの歴史観、キリスト教における時間感覚、
西欧や中国で生じた「歴史」の起源と、
世界へと視野を広げて展開されていきます。

そして、日本という国において「元号」が
歩んできた道のりを振り返り、その歴史的経緯や
そこに込められた意味が確認されました。

また、これからの社会で私たちに必要なものは何か、
未来の社会像をどう描くべきかが語られ、
参加者の皆さんは、みな新たな時代の自分の生き方を
思い描き、会場は大いに熱気に包まれました。

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2回目となる宇野先生のヨハネ研究の森ご訪問で、
私たちは今回も、世界に対する新たな視野を
ひらいていただいたように思います。
お忙しいなかご講演いただいた宇野重規先生に、
心より御礼申し上げます!
 
posted by stjohns at 13:00 | グローバル教育